STAGE.17 決戦前夜
病室のシンジに、綾波が作戦内容を伝える。
市内では、上空のヘリが全国規模の停電が起こることを広報している。
ミサトが詳しい作戦内容をシンジと綾波に伝える。
ポジトロンライフルの砲手はシンジ。盾をかまえて防御を担当するのは綾波。
全国の明かりが全て消え、闇の中で開始を待つシンジと綾波。
シンジに話しかけられた綾波は、エヴァに乗る理由を「絆(きずな)だから」と答えるが、誰との絆かは答えない。
そして、エヴァのパイロットをやめたら死んでいるのと同じだと言う。
シンジも、今までの自分は生きているふりをしていただけかもしれないと言う。
同時に、綾波という謎めいた存在について再び考えを巡らす。
発進の時間。綾波はシンジに「さようなら」と告げて零号機に乗り込む。
全国の電力と人類の未来はシンジに託された。
「ヤシマ作戦スタート!!」ミサトが叫んだ。