STAGE.11 さまよえるサード・チルドレン

命令違反をミサトに叱られるシンジ。
感情的に怒ることしかできないミサトに対し、シンジはコミュニケーションを取ることを諦めてしまう。

シンジは家出する。
彼の周りの人間は、心配こそすれ、自分から探しに行くものは居ない。
シンジは、自分には居場所がどこにもないこと、現実から逃げているだけであること、そして何事にも中途半端であることを痛感していた。

あてもなく歩いていると、草原の中にテントを見つけるシンジ。
そこに居たのはケンスケだった。
彼はそこで一人で戦争ごっこをしていたのだ。

ケンスケに食事をもらいながら話をしていると、彼はシンジがうらやましいという。
ケンスケだけは、少なくとも本音で語ってくれる相手であった。

二人の後ろに忍び寄る男たち。
シンジはネルフ保安諜報部に発見されてしまったのだった。

本部に連行されたシンジは、監視カメラ付きの部屋でミサトに面会する。
ミサトはシンジに優しい言葉の一つもかけてやらず、やる気があるのかと事務的に問いただす。
シンジは、周囲がやれというからやっているだけだと答える。
それに対してミサトは、すべてを忘れて元の生活に戻るように言い、つめたく突き放す。

部屋を出て行くミサト。
シンジは呆然とする。
ドアの向こうではミサトも悲しい顔をしていた。