STAGE.6 ボクハナク

シンジは夢を見ていた。
アスファルトの路上を裸足で逃げるシンジ。そこへ、地面の中から、巨大なエヴァンゲリオンのような怪物が現れ、シンジを捕まえようとするのだ。
目を覚ますと、そこは病室のベッドだった。

同じ頃、ゲンドウは薄暗い会議室で、謎の男たちに叱責されたいた。
初号機の修理代やビルの修復代に、国が傾くほどのカネがかかるというのだ。
そして、肝心なことを忘れるなという。
「人類補完計画こそが唯一の希望なのだ」と。

シンジの病院の待合室のテレビのニュースでは、第3新東京市で爆発事故があったとアナウンサーが伝えている。
エヴァや使徒のことは報道されなかった。それは、ゲンドウの情報操作によるものであった。
しかし、すべては夢だったのではないかと思うシンジ。

その横を傷ついたパイロットの少女(綾波レイ)がベッドに横たわったまま移送されていく。
そこにはゲンドウもいたが、一言もシンジと言葉をかわさなかった。

シンジの様子を心配したミサトは、シンジと一緒に住むことを勝手に決める。
車でマンションへ向かう途中、ふてくされるシンジに対し、ミサトは第3新東京市の全貌を見せる。
ビルが地面から生える様子を見たシンジは驚愕する。

夕日の中、ミサトはシンジの健闘を称える。
それを聞いたシンジは涙を流す。
彼は本当は父親にほめられたかったのだ。